お墓の戒名彫刻について

こんんにちは、東川です。

戒名は、仏教徒が受戒した際に授けられる名前で宗派によって
法名や法号といった名称で呼ばれる場合もあります。
お墓の彫刻でも戒名彫刻は、そのお墓にどなたが眠っておられるのかを
記すためにとても重要なものです。

戒名をお墓や墓誌に彫刻する場合、俗名(生前名)と没年月日
年齢(行年、享年)を一緒に彫刻するのが一般的です。
墓誌へ戒名彫刻する場合は、右から順に仏様がお墓に入られた順番で
並んでいくように彫刻していきます。和型墓への戒名彫刻は墓誌がない
場合には、棹石の側面に彫刻します。

彫刻原稿を作成する際には、一文字一文字間違えないように確認しながら
進めますが、お墓の改葬などの時はかなり以前に亡くなられた方の戒名などを
過去帳を参考に作っていきます。場合によってはお墓にしかお名前が載っていない
ケースもあるので、その際にはお墓から写し取ってきて原稿作成しています。

戒名の追加彫刻はHPの戒名彫刻のページからも申し込みいただけます。
不明なことなどあれば、お気軽にお問い合わせください。


お問い合わせ先
お墓の総合展示場[ときわギャラリー]
札幌市南区石山東7丁目7-34
フリーダイヤル:0120-16-1483

2家建立のお墓彫刻について

こんにちは。
彫刻担当の東川です。

お客様からのご相談で、ご夫婦で奥様の実家で
お墓を継いで守る人がいないので、旦那様の実家の
お墓と一緒にされるケースがあります。

これは2家建立墓といって2家分のお骨が入っているのですが
石塔本体は一つなので、棹石に両家の名前を彫刻したりします。
主に洋型や和洋型(タテ型のデザイン墓石)の棹石に
彫刻することが多く「○○家」と入れたりせずに
花と文字のみを彫る方もいらっしゃいます。
2家建立のお墓は最近増えてきています。
ご不明な点などあればご相談ください。

ときわギャラリーでは本日より6月30日(日)まで
お墓展示会を開催中です。
お墓の建立やリフォームなどをお考えの方は、
当社お墓ディレクターがお話しをお聞きしますので
お気軽にご来店ください。


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札幌市南区石山東7丁目7-34
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お墓のブラスト加工のご紹介

渡部です。

お墓の彫刻には、棹石やその他本体に彫るものと、床面の敷石と呼ばれる部分に
ブラスト加工と呼ばれる彫刻を施すものがあります。
これは装飾的要素の他に、床面の滑り止めの役割を果たすものでもあります。
この床面の彫刻をいくつかご紹介いたします。


当店で一番人気の桜模様です


草花のイラストを新規で作成することもあります。


CGに合成して、完成のイメージをご覧になることもできます。

磨いた御影石は、水に濡れるととても滑りやすくなるので
滑り止めを希望されるお客様が多いです。
この加工は彫刻と同様にお墓にオリジナリティを出すことのできる
部分でもありますので、ご希望の方はお墓を建てる際にご相談ください。


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お墓の彫刻書体のご紹介

彫刻デザイン担当の東川です。

お墓の彫刻に使われる文字の書体はおおまかに3種類あります。
最近ではパソコンで原稿を作成しているので、どのような書体でも
原稿作成は可能なのですが昔はお墓の文字を筆で書いていましたので
伝統的に筆文字風の明朝体バリエーションを使っています。

一般的にお墓の彫刻に使うのは行書(ぎょうしょ)と呼ばれる書体です。
使用するのはその中でも力強い太文字の書体です。

他には、楷書(かいしょ)というスッキリとした印象の
書道のお手本のような文字があります。
この書体は墓誌などに彫刻する戒名に使用することが多いです。

個性的な雰囲気の隷書(れいしょ)という書体もあります。
中国の漢詩などに使われるような雰囲気の書体で、どちらかとうと
和型より洋型のデザイン墓石に使われることの多い書体です。

お墓の印象を決める上で彫刻書体はとても重要なポイントです。
同じ書体でもデザインが違うものが数種類ありますので彫刻される原稿の内容や
イラストとのレイアウトバランスを見てお決めいただけます。
既存の書体からではなくオリジナルの書体や手書きの文字でも
彫刻することが出来ますので、ご希望の方は是非ご相談ください。


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墓誌への戒名追加彫刻について

営業部の中島です。

先日、清水沢墓地にてお客様のお墓の戒名追加彫刻をしました。
戒名の追加彫刻は霊園で行いますが、現地の墓所の状況や
作業するスペースによってやり方が変わってきます。

彫刻自体は15分程度で完了するのですが、
清水沢墓地は坂道の多い墓地なので道具の持ち運びや設置等で
トータルして2時間程度かかりました。

ときわギャラリーでは本日お墓展示会を開催中です。
戒名の追加彫刻を始め、お墓のリフォームに関することなど
お墓に関することならどんなことでもご相談ください。


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五輪塔の彫刻について

彫刻デザイン担当の東川です。

本日、ご紹介するのは五輪塔の彫刻です。
五輪塔(ごりんとう)は北海道の墓地で見かけることは
少ないかもしれませんが、古くからあるお墓の形です。

五輪塔は平安時代頃から日本で作られてきたそうで、
仏教的な供養塔として建てられてきたものです。

独特な形は下から
1.方形=地輪(ちりん)
2.円形=水輪(すいりん)
3.三角形(または笠形、屋根形)=火輪(かりん)
4.半月形=風輪(ふうりん)
5.宝珠形=空輪(くうりん)
の五つの部分は古代インドでは宇宙の構成要素・元素と考えられていました。

五輪塔への彫刻は梵字(ぼんじ)を刻むことが多く、私も最初は読めませんでした。
下から「1.地(ア a)、2.水(ヴァ va)、3.火(ラ ra)、4.風(カ ha)、5.空(キャ kha)」と読みます。
当社でも改葬・改建などの際に自分たちの入るお墓の他に
この五輪塔を建ててご先祖様のお骨を納め、ご供養をされています。
この独特な形は、ご先祖様へ感謝の気持ちの象徴とも言えるのかもしれません。


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家紋について

図面課の渡部です。

仕事柄「家紋」を見る機会が多いのですが。
家紋集の本を買う程の家紋好きなので
いろいろな種類の家紋を見ているとワクワクしてきます。

お墓にも彫刻することの多い家紋は植物や道具、星などを
図案化したものが多く、どんな家がどういった意味でその象徴を
選んだかを調べると、とても奥が深くて興味深いものがあります。

『五三の桐』という家紋は比較的よく見かける家紋です。
古代中国で鳳凰が棲むといういわれがあるそうです。

いろんな家紋を見て、私は蝶の家紋が好きになりました。
緻密なデザインなのでお墓に彫刻するととても綺麗です。

私の家は渡部なので、家紋はわかりやすくズバリ『渡辺星』です。
子供のころお団子だと思っていた丸い部分が実は星だったと知った時は
ちょっとしたカルチャーショックでした。

これからお墓参りに行く機会も増えるので、ご自分の家紋を確認して
その由来について調べてみると、意外な事が判るかもしれません。


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