お墓の彫刻書体のご紹介

彫刻デザイン担当の東川です。

お墓の彫刻に使われる文字の書体はおおまかに3種類あります。
最近ではパソコンで原稿を作成しているので、どのような書体でも
原稿作成は可能なのですが昔はお墓の文字を筆で書いていましたので
伝統的に筆文字風の明朝体バリエーションを使っています。

一般的にお墓の彫刻に使うのは行書(ぎょうしょ)と呼ばれる書体です。
使用するのはその中でも力強い太文字の書体です。

他には、楷書(かいしょ)というスッキリとした印象の
書道のお手本のような文字があります。
この書体は墓誌などに彫刻する戒名に使用することが多いです。

個性的な雰囲気の隷書(れいしょ)という書体もあります。
中国の漢詩などに使われるような雰囲気の書体で、どちらかとうと
和型より洋型のデザイン墓石に使われることの多い書体です。

お墓の印象を決める上で彫刻書体はとても重要なポイントです。
同じ書体でもデザインが違うものが数種類ありますので彫刻される原稿の内容や
イラストとのレイアウトバランスを見てお決めいただけます。
既存の書体からではなくオリジナルの書体や手書きの文字でも
彫刻することが出来ますので、ご希望の方は是非ご相談ください。


お問い合わせ先
お墓の総合展示場[ときわギャラリー]
札幌市南区石山東7丁目7-34
フリーダイヤル:0120-16-1483