お彼岸の意味

 

「春分の日」は自然をたたえ生物をいつくしむ日として、「秋分の日」は祖先を敬い、亡くなった人々をしのぶ日として、国民の祝日に定められていますが、お彼岸の中日でもあります。

 

仏教では、ご先祖さまのいる世界=極楽を「彼岸」、いま私たちが生きているこの世界=「此岸」といい、「彼岸」は西に位置し、「此岸」は東に位置するとされています。

 

「彼岸」は仏教用語で、もともとはサンスクリット語のパーラミターが語源とされており、パーラミターとは到彼岸、つまりは煩悩や悩みを越えて到達する悟りの境地のことを言います。
逆に、煩悩や悩みに溢れた私達が住む世界を「此岸」と言い、此岸にいる者が「布施」、「持戒」、「忍辱」、「精進」、「禅定」、「智慧」の6つを修業することで、彼岸に行くことができるとされています。ちなみにこの6つの修業を「六波羅蜜(ろくはらみつ)」と言います。

 

3月の春分の日と9月の秋分の日は、太陽が真東から昇り、真西に沈むので「彼岸と此岸がもっとも通じやすい日」になると考えられ、この時期に先祖供養をするようになりました。

 

お墓参りをされて気になったことがございましたら
帝北石材にお知らせください。

 


お問い合わせ先
帝北石材:お墓の総合展示場
札幌市南区石山東7丁目7-34
フリーダイヤル(0120)16-1483