円相について

彫刻担当の東川です

皆様は和型のお墓の彫刻の上部に丸い円が入っているのを
ご覧になったことがありますでしょうか。

こちらの丸い彫刻は
「円相(えんそう)」といいまして、
禅における『完全な悟りの境地』を表した概念だそうです。
真理、仏性、宇宙全体などを円形で象徴的に表現していて
悟りを開いた人、つまり仏になる(成仏)ことを意味しています。

しかし禅は、決まった教えがある訳ではないので
見る人によって解釈が変わってくるようです。
なかなか奥が深いですね。

この図は禅宗の方がお墓を建てる時に必ずしも入れなくては
いけないものではありませんので、不明な時はご相談ください。


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お墓の総合展示場[ときわギャラリー]
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