家紋彫刻

こんにちは。 
彫刻担当の東川です。

今日は、和洋型の棹石にスミレの彫刻を左右にしたお墓のご紹介です。

スミレの可憐な模様で、大切に囲まれた文字は、「」。

そして、今日は家紋もご紹介します。

今回花立に彫刻した家紋は「丸に違い鷹の羽」です。

一般的な家紋の一つですが、

この家紋の由来

もとは阿蘇神社の神紋で、氏子である菊池氏が受け賜ったもので、
全国に広がり、徳川幕府の時代には百家以上で家紋とされた。

現在も桐紋と同様に有名な紋である。

本来「たか」という言葉には「高い」「猛々しい」「強い」といった意味がある。
鷹は他の鳥獣を襲って食らう猛禽です。

その鷹を飼いならして狩猟に利用する鷹狩りは、

古くから武人ばかりでなく公家たちの憧れの技芸でした。

そして鷹の羽は矢羽として最高の品とされたこともあり

鷹が勇武家に好まれました。

鷹の姿そのものを文様にした紋も少しだけあります。

しかし、鷹の羽を使ったものが圧倒的に多いのは、

文様としての美しさ や、アレンジのしやすさ などもあったのかもしれません。

 

家紋は お墓では、墓誌板の右上や、花立、門柱、水鉢など

お墓のデザインにより、様々な場所に入ります。

あまり、自分の家紋を知らない方も多いと思いますが、

つぎにお墓に行ったときなどに確認してみてくださいね。

彫刻担当 東川でした。

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