和型の彫刻

彫刻担当の東川です。

お盆はいかがお過ごしでしょうか?
今日は、伝統的な和型のお墓の彫刻のお話をしたいと思います。

昔からある、背の高い和型のお墓ですが、
この和型のお墓は、正面に「先祖代々之墓」
側面に「亡くなられた方のご戒名や俗名等」と彫刻するのが多いのですが、


伝統的な和型のお墓です。

はじめは個人や夫婦の為の墓石
正面に「亡くなられた方の戒名や俗名等」を彫刻していましたが、

明治中期以降は家制度の確立(戸籍制度)により、
家単位で建立されることになっていき、
今の彫刻スタイルになったようです。


実は、この和型の拝み石の大きさも30年位前の建立したものと、
最近建立されるものでも、大きさや、縦横の比率が違います。

彫刻を作る際は、石の大きさにも注意しながら、バランスよく配置していきます。
1メートル近くある大きな石の中で、1mm単位で調整することもしばしば。

和型のお墓のバランスはとてもきれいで、そこには歴史があるのだなと感じます。


各家のご宗派のお題目を彫刻することも多いです。
お墓参りの際は、ぜひ、そんないろいろな彫刻も見ながら、墓所を歩いてみてくださいね。

彫刻担当の東川でした。

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