札幌にもにもまだまだ自然豊かな動植物があちこちに。

エゾシカが中央区や西区の住宅街に迷い込んだとか、
先日も中央区盤渓や南区藤野の住宅地に
親子のヒグマが出没というニュースが流れていました。

で、なんと先日早朝、自宅裏に珍客!!が現れました。

コウライキジです。

コウライキジは、日本固有の鳥ではありませんが、
キジ(日本キジ)が生息しない北海道では、
昭和初期に狩猟用として、
朝鮮半島や中国大陸から移入され、放鳥されたんです。

一時期、北海道の猟友会が期間を定め、キジ撃ちを楽しむために、
日高地方に毎年、放鳥していました。
現在は、繁殖のため雌キジが狩猟禁止になっていると思います。

そして、冬期間の寒さが厳しい日高山脈より
東部の道東方面では繁殖できませんでしたが、

道央、道南とそれらが増え、
今では道東を除く道内各地で繁殖し、
市内でも時折見かけますが、
まさか、自宅真近でご対面するとは!

夏羽毛のため色彩はチョット鮮やかさに欠けます。

感激の中、夢中でレンズを向けシャッターを押しました。


鳴き声が「ケーン」で、
飛び立つ時の羽音が「ホロホロ」で、「ケンもホロロ」の語源です。

キジは日本銀行券の壱萬円券の絵柄、
日本の国鳥、桃太郎の民話に出てくる情報収集担当のキジと馴染みは深いですよね。

営業の高山でした。