北海道でのお墓じまいの費用について

近年、北海道でも「墓じまい」の相談が増加してきています。インターネット上で「墓じまい」サービスを提供する業者が多数でてきていますので、「どこに頼めば良いんだろう?」と悩まれる方も増えています。

「墓じまい」をしたいけど費用は抑えたい

ほとんどのお客様ははじめてのことなので金額が気になると思います。そんなとき「業界最安値で提供します」といった触れ込みを見たら、その業者に頼もうと思うのではないでしょうか?

「業界最安値」をうたう業者の多くは「全国対応可能」であることが多いです。

これが何を意味しているかというと、実際に作業する業者はサイトを運営している業者ではなく、提携している業者の可能性が高いということなんです。墓じまいの費用に手数料や掲載料が追加され、実際の請求金額が高くなってしまうことがあるのです。

お願いをするなら、見積りから施工、アフターフォローまで一括して対応してくれて、さらに追加費用が発生しにくい業者に依頼をしたいですよね。
特に長年地元で実績のある業者であれば、長年続いていることこそが安心して任せられる大きな理由にもなります。

 

ほとんどのお客様にとって、墓じまいは初めてのこと。

いざ個人でお墓じまいの手続きを行ってみると「役所への面倒な手続き」、「霊園や寺院への墓じまいの了承」、「お墓の工事業者とのやりとり」など、思ったよりもたくさんの時間と労力を要してしまう事ばかりです。

帝北石材ではお客さまが安心して墓じまいができるように、必要なものをひとつにまとめて、全道同一価格でお手伝いさせて頂いています。

それは帝北石材が地元、北海道でのお墓のスペシャリストで、全道にお墓を建ててきた実績のある私たちだからこそ出来ることです。

 

帝北石材の「墓じまい」は必要なものをまとめたワンセットになっています。

[0.5〜2㎡未満] 17万8千円〜
[2㎡〜3㎡未満] 19万8千円〜
[3㎡〜4㎡未満] 24万8千円〜
[4㎡〜5㎡未満] 28万8千円〜

※価格は税抜きです
※内容によって金額が変わることがあります

 

お坊さん派遣について

最近では墓じまいをする際に魂抜きを行う、お坊さん派遣を合わせて依頼するケースも増えています。費用としては3万5千円〜が相場とされています。
その際に、来て頂いたお坊さんに納めるお布施も必要になってきます。お布施の金額は「気持ち」ですので相場はありませんが、お坊さんへの感謝の気持ちを込めて納めましょう。お布施の他に、「お車代」も一緒に渡すのが一般的です。
お坊さん派遣は、ご宗派や地域によっては派遣できない場合もありますので、注意が必要です。

お寺にお墓をお持ちの場合のみですが、檀家をやめることになってしまうので、その際に必要な費用があります。それが離壇料です。

一般的な相場は10~20万円とされています。お墓の大きさや、お寺との付き合い年数などによって変わりますが、1回の法要のときのお布施の額と考えてよいでしょう。

移転、改葬(お墓の引越し)場合の費用はおおむね次のようなものがあります。

現在の墓所について解体と処分の費用(約20~50万円)、運搬費(料金は距離による)が必要です。

お寺の閉眼供養(魂抜き)にお布施(1~3万円)を包みます。
新しいお墓は、墓地や霊園に永代使用料(数十万円~)と管理費(年間数千円~)を払って購入します。
新しい墓石を建立する場合には120~150万円くらいかかります。
開眼供養(魂入れ)は僧侶にお布施(1~3万円)を包みます。

すべて合計すると120〜160万円といったあたりが一般的ではないでしょうか。
必ず現地調査のうえ、お見積り書を発行してもらい、お客さまのご予算に合わせて検討することをおすすめします。

 

お引っ越しの手続きの流れは?

お墓を引越し、移転、改葬するときは、市町村に「改葬許可申請書」を提出し、許可を得なければなりません。

現在のお墓の管理者から「埋葬・埋蔵証明書」、新しいお墓の管理者から「墓地使用許可証」または「受入証明書」を発行してもらい、「改葬許可申請書」とともに、現在お墓のある市町村に提出します。(郵送も可)

1週間くらいで「改葬許可証明書」が発行されますので、これで手続きは完了です。

 

お引っ越し時のご遺骨の扱い方は?

北海道のような寒冷地では、低温で壺が割れてしまうため、新しいお墓では壺から墓所に撒くようなかたちで納骨します。お骨の運搬も基本的にはお客さまにお願いしていますが、何らかの事情で無理な場合は帝北石材の営業担当者が代行もいたしますので、お気軽にご相談ください。

なお、現在のお墓からお骨上げして、新しいお墓に納めるまでに期間がある場合は、ご遺骨はご自宅かお寺にてお預かりいただきます。

 

トラブルが起きないとは限らない

墓じまいの段取りに万全を期しても、トラブルが起きる可能性はゼロにはなりません。しかし、何事もあらかじめ想定しておくことで、回避できたり、影響を最小限に抑えたりできます。

CASE.01 古いお墓でのトラブル

不要になった墓石は、産業廃棄物として正しく処分されなければなりません。ところが、お墓の引越し、移転、改葬で不要になった墓石や外構を、その場に埋めていってしまう悪質業者がいます。後日発覚した場合、業者は法律または条例違反で摘発されることになります。

お客さまは善意の第三者ですので罰則を受けることはありませんが、そのような悪質業者を使ったことで倫理的に許されない気持ちになるのではないでしょうか。

また、めったにあることではありませんが、未熟な石材業者が他家の墓所を間違えて解体してしまった、という事例もあります。このようなトラブルが起きてしまうと、遺骨を供養する墓地の問題だけに、他家はもちろんのこと、「ご先祖さまに顔向けができない」という気持ちになるものです。

こうした事態は、できるなら避けたいものです。

CASE.02 費用をめぐるトラブル

墓じまいを依頼した場合、お寺に魂抜きをしてもらうのが一般的です。この際、お布施でちょっとしたトラブルになることもあるようです。
お布施はあくまでも僧侶に「気持ち」を包むもので、石材業者に支払う費用とは別のものです。相場では1~3万円といわれていますので、あらかじめ用意しておきましょう。

 

ご自分や故人様に合った改葬を

墓じまいをする際には必ず、次のご遺骨の埋葬先を決めなくてはなりません。

ご遺骨を今のお墓から別の場所へ移すことを「改葬」と呼びます。
改葬先として、新しいお墓はもちろん、納骨堂や合葬墓など様々な形がありますが、そのうち代表的な例をご紹介します。

■霊園

移転先の墓地や霊園に、新しい墓石を建立し、納骨と開眼供養を行います。
家族が遠方に離れ離れになっている場合はお骨を分けて葬る分骨という方法もあります。

■樹木葬

墓石を墓標とするこれまでの埋葬方とは異なり、 霊園の敷地に植えた樹木を墓標として、個人を弔う方法です。
霊園が管理を行うため、墓地を継承する必要がなく、一般的な埋葬に比べて費用を抑えられるなど、多くのメリットがあります。

■合葬墓

複数の遺骨を1つの墓所に収めたお墓のことです。
様々な理由で、個別にお墓を建てることができない人が利用します。
死後の供養は永代に渡って寺院が行いますが、埋葬後にお墓参りすることもできます。

■納骨堂

お墓を管理する跡継ぎがいない等の理由で遺骨を管理できない場合、いずれ無縁仏になってしまうため、寺院の納骨堂などに永代供養として遺骨を納めます。
この場合、新しいお墓は不要になります。

■散骨

散骨で特に多いのは海に還す「海洋散骨」や、山で散骨する「山岳散骨」です。
故人が自然に還りたいという遺志があった場合や、お墓の管理が難しい場合にとられることが多い方法です。

 

末永いご供養をしていただくために

必要以上の費用を抑え、すこしでも経済的にお墓の引越し、移転、改葬を行うには、地元で長く営業している、信頼と実績のある石材店、料金を明示している業者に依頼することです。もちろん現地調査とお見積もりは欠かせません。

悪質な石材業者の見分け方としては「現場を見ないで料金を提示する」「見積書を出さない」「請求明細を出さない」「相場以上の高額請求」「古い墓石を産業廃棄物として処理していない」などがあります。

高い業者に引っかかるのもいけませんが、安かろう悪かろうでもご先祖様に申し訳ありません。費用については、どのあたりが適正かをよく検討しましょう。

帝北石材では、墓じまいに関わる全てのことを一手に引き受け、お客さまが安心して墓じまいができるよう必要なものをワンセットにまとめました。それも全道、同一価格です。 それは帝北石材が地元、北海道でのお墓のスペシャリストで、全道にお墓を建ててきた実績のある私たちだからこそ出来ることです。

帝北石材では、お墓を建てるということだけでなく、末永いご供養をしていただくことを重視し、お客様がどのようなご供養の形をお考えなのかという観点から、アドバイスやご提案をさせていただいております。

お墓が遠くてお参りに行きづらい場合にはお墓のお引越しのご提案、将来的にお墓を見ていけないとお悩みの方には、柔軟な管理料制度や永代供養プランのご提案もできます。

ご供養に関するトータル的なご相談も承っておりますので、今現在お墓をお持ちの方でもお気軽にご相談ください。

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