お久しぶりです。
彫刻デザイナーの東川です。
彫刻のレイアウトを主に製作しております。
お墓の彫刻というと、皆様何を想像しますか?
ちなみに一年間で、一番多い彫刻は、
すでに、建立されているお墓に戒名(法名)を彫刻するお仕事が一番多いです。
ほとんどのお墓で、彫刻することは、お名前等と決まっておりますので、
レイアウト等の苦労はそんなに無さそうに見えますが、
実は、いろいろ見えない所で悩んでおります。
そのうちの一つが、異体字です。
異体字とは、
同じ漢字で、形が違う字の事です。
日常の中で出てくる異体字は
「旧漢字」と呼ばれ、「恵」と「惠」や、「斉」と「斎」などですね。
実は、この旧漢字本当にたくさんあります。
たとえば、「斉」ですと、このように、たくさんの字が出てきます。
実は、ここに出ているのは、一部で、「斉」だけで、35種類(!!)もあります。
この中から、一つづつ違う個所を見ながら探していきますが、途中から、どこが違うのかわからなくなることも・・・
まだまだ修業が足りないです。
もちろん、同じ形が無いこともあります。
そんな時は、似ている漢字をいくつか使って作字していきます。
次回は、そんな作字についてお話していきますね。
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■お墓の総合展示場「ときわギャラリー」
札幌市南区石山東7丁目7-34
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