生きている間にお墓を建てる人が増えています。

 

墓石やその横にある墓誌に赤い文字の彫刻を見たことはありませんか。
その赤い文字(朱色の文字)は、生きている方のお名前や戒名です。最近では終活の一環として、生きている間にお墓を持つことを考える方も増えています。

 

生きている間に建てるお墓のことを生前墓や寿陵(じゅりょう)と言います。亡くなっていないのにお墓なんて縁起が悪いと思う方もいると思いますが、寿陵という文字からもわかるように、生前墓は長寿を授かる縁起の良いものとされています。

 

自分のお墓を建てることで、死について向き合い、生きる活力にすることが長寿につながると考えられています。そのため、お墓に刻む戒名もお祝い事の色とされる朱色で書かれます。

 

また、生前墓のメリットの一つは、費用面も含めて子どもに負担をかけないという安心感が得られることです。また一つには、自分の気に入った場所・好きなデザインを時間をかけて考えられます。相続税の面では、家族が亡くなると現金や不動産など受け継ぐ財産に対して税金が課税されますが、お墓は非課税なので、購入費相当額の相続税を節税できることもメリットです。

 

注意したい点は、生前墓は埋葬するお骨がない状態での建墓になるので、公営霊園では規定によって建てられないことがあります。お墓の維持費も墓地により様々ですので確認が必要です。

 

寿陵をお考えの方は帝北石材にお気軽にご相談ください。

 

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